積水ハウスで、夢をかたちに。

憧れをかたちに、はできなかったけど、3社で迷い積水ハウスになりました。

やってはいけないことばかりのハウスメーカーとのなれそめ

いきなり資料請求

2021年春に注文住宅を建てることを思い立ってからまずやってしまったのが、オンラインの資料請求。確かタウンライフ経由だったと思います。間取りを作ってくれるという説明に惹かれて、当時名前を知っていた大手HM数社にコンタクトしました。

 

結果は・・・。間取りを送ってくれたHMは一つもありませんでした。その替わり、会社の紹介資料や、分譲地や建売住宅の宣伝が送られてきたほか、営業の電話がかかってきました。

 

今思えば、土地も決まっていないのに意味のある間取りは書けるはずがありません。おそらく、ハウスメーカーは表面的に条件が近い規格住宅の間取りと見積もりをコピー&ペーストして送ってきているのではないでしょうか?

また仮に間取りを良しとしても、設備や内装の仕様を揃えずに提案の金額を比較しても、何もわからないと思います。それだったら、メーカーごとの坪単価ランキング眺めている方がまだましなのではないかと思います。

 

当時は全く知らなかったけれど、よく言われる担当者ガチャにはまる最悪パターンですね。この中の一社は、最終的に候補に考えたHMの一つですが、この当時の担当者には良い印象が無く、替わっていただいています。

 

こうしたハウスメーカー紹介ポータ ルをアフィリエイトで宣伝している家ブログも結構見ますが、かなり残念に思います。ブロガーの皆さん、自分ではこうしたポータル使わなかったですよね?

住宅展示場に突撃した

普段は近くに住宅展示場が無かったものの、出張で東京近郊にいった2021年夏と、2022年夏に、いきなり住宅展示場に何回か突撃しました。

最初に訪問したのは大和ハウス「天井が高いって・・・。」という宣伝と、「奏でる家」に惹かれていたので、大和ハウスは漠然とした第一候補だったのです。けれど、なぜか建売ばかりすすめる営業の方や、やる気のほとんど感じられないモデルハウスの担当の方を見て、気持ちがすっかりさめました。また、営業の方が2X工法を批判するのを聞いて、当時は2X工法が何なのかもしれなかったけれどいやな気持がしました。

その後しばらくして、技術検定で大量不正取得していた問題に対する国交省からの営業停止命令や、大和ハウスの事業ポートフォリオの中で注文住宅の比率が著しく低下しているという実態を知り、興味がなくなりました。

高い天井は他社でも実現できるけれど、防音にここまで力をいれているHMは他にはないので、この姿勢は他社に受け継がれてほしかったと思います。また、他の事業の発展を見るにつけ、HM?で株を買うならまず大和ハウスかな、と思ったりもします。

 

へーベルハウス: 展示場で呼び込みがすごいのと、象のぬいぐるみ?風船?がかわいかったので、つい入ってしまいました。とにかく社員皆さんのヘーベルハウス愛が強かったことが印象に残ってます。「家を建てるのはまだ1-2年先です。」と言ったからでしょうか?カタログを送ると言っていたのに、何も送ってきてくれませんでした。

 

2023年になって真剣に検討をはじめた段階では、木造に心が傾いていたこと、気密性を気にしていたこと、そしてへーベル板や、箱型の家の形が好みでなかったことなどから、結局へーベルハウスには声をかけないまま終わってしまいました。

 

たた、最近近くを歩いていると、黒っぽいすっきりとしたデザインのへーベル板を使った建物が意外と恰好よいなと感じます。もしかしたら、狭いけれど駅近で建蔽率60%、容積率200%の土地を買って、ヘーベルハウスで3階建てもありだったかなと思いったりもします。それから、新大久保付近だったと思いますが、住宅展示場で二区画を使ったヘーベルハウスの大豪邸モデルハウスにはびっくりしました。

 

積水ハウス最終的に積水ハウスにしたわけですが、2021年時点ではあまり印象が良くないというか、印象に残りませんでした。ただ、ダインコンクリートだけは、すごいと感じていたかな。営業の方が、「鉄骨か木造は、ベルバーンとダインコンクリートのどちらが好きかで決めればいいんじゃないですか?」と言うのを聞いて、そんなに安直でいいのかと、ますますひいた覚えがあります。ちなみに、2021年当時は鉄骨の方が良いと思っていました。

 

パナソニックホームズ:こちらも飛び込みで営業時間終了間際にいって、営業の方に30分ほどで案内してもらいました。ものすごくがっちりとした構造だし、全館空調もよよさそうだけれど、デザインとか間取りの提案力はあんまりなさそうといった印象。そのあと、パナソニックホームズは価格が安いわけではないというネット情報を見て、あえてパナソニックホームズ選ばなくても良いかと思い、それっきりです。

 

住友林業2021年に展示場行くまで、住友林業という会社をほとんど知りませんでした。けれど、ふらっと入ったモデルハウスの無垢の床材をはじめ、ふんだんに使った木が醸し出す雰囲気に一目惚れ。今でも、モデルハウス全体の平均クオリティは住友林業が一番高いのではないかと思います。

住友林業は、建てるのは1-2年先という私の話をしっかりとメモをしながら聞いてくれ、それ以降メールで丁寧にフォローしてくれた唯一のHM。建築実例を紹介している自家自賛シリーズもセンスがよく、2023年に真剣にHM選びを始めた段階では断トツ第一候補でした。

実際に建てるまで2年ぐらいあったから救われた

振り返ってみれば、ろくに勉強もする前に資料請求と展示場突撃するなんて、論外だったと思います。幸か不幸か、実際に動き出すまで2年程度の期間があったため、営業の方々があまり本気にならず(なってくれず)、結果的に救われたようなものです。

 

ただ、住宅展示場を訪問したことで、家を建てるということがリアルに感じられ、それ以降の勉強・研究?の励みになったことも事実でした。