積水ハウスで、夢をかたちに。

憧れをかたちに、はできなかったけど、3社で迷い積水ハウスになりました。

積水ハウス:鉄骨(イズ)と木造(シャーウッド)、どっちを選ぶ?

積水ハウスは、もともと鉄骨建築主体のHMですが、1995年に木造建築であるシャーウッドを発売しました。決算発表時の資料を見ると、今では受注件数の3~4割が木造(シャーウッド)になっているようです。 マイホーム建築を考えるなか、当初は鉄骨志向で、ヘ…

換気(3):一種換気ですべてがカバーされるわけではなかった

これまで、二つのポストで 全熱交換型一種換気の採用をきめたこと 全熱型熱交換の注意点として時に指摘される臭いが戻る問題は、科学的にみれば問題にならないと納得したこと を書きました。今回は換気に関するより具体的な話とまとめです。 一種換気では集…

換気(2):全熱型一種換気、湿気だけでなく匂いも戻してしまう?

こちらの記事で書いた通り、全熱型の一種換気を採用しました。 building-dream-home.hatenablog.com この記事では、全熱型の特徴についてまとめます。 全熱熱交換と顕熱熱交換の仕組み 熱交換には2種類あります。 顕熱型:排気する空気の熱を、吸気する空気…

換気(1):全熱型一種換気を採用することにしました。

一種換気ないし、全館空調を条件にした 今回の家づくりでは、希望としては全館空調、それが無理でも一種換気を条件としました。 一番の理由は花粉症対策と、空気の質を高めたかった事。洗濯ものを外に干すつもりはないし、窓を開けて気持ち良い期間も年に2…

家の気密性を確保するためのポイント

この記事は、気密性に関して調べたことのまとめです。 空気はどこから漏れるのか 最初に持っていたイメージは、家の外壁に隙間があったり、壁に穴が空いていて、外から中へ(あるいは中から外へ)、一直線に空気が通っていくイメージでした。しかし、それ以…

積水ハウスの設計士さん、素晴らしかった。

契約まで 我々の家づくりでは、ハウジングアドバイザリー制度に申し込んだこともあり、契約前の初回から設計士Oさんの名前がクレジットされた提案をしてもらうことができました。 営業のNさんによれば、Oさんはチーフアーキテクトで、社内的にも有名な凄腕の…

決定:蓄電池・太陽高発電・パワコン

しばらくブログの更新ができていませんが、契約後ほぼ週に1回のペースで打合せが続いており、仕様はほぼ確定。着工合意に向けて確認作業中です。 打合せを重ねる中で感じるのは、設計士さん・ICさんの引き出しの多さ、センスの良さとこだわり。施主側に目指…

気密性について考えていること(2):結露や、屋内の空気循環などへの影響

C値と自然換気の簡単な関係式 前回はシミュレーションをもとに、C値と自然換気(漏気)回数の関係について調べてみました。 調べている中で、C値と自然換気回数をつなぐ近似的な簡便法として、 C値を0.1倍すると、だいたい自然換気回数になる。 という関係が…

気密性について考えていること(1):C値と自然換気(漏気)回数の関係

C値はどの程度を目指すべきか? 積水ハウスと契約する際に鉄骨ではなく木造を選んだ理由の一つは、木造の方が気密性を高めやすいと思ったからです。現在の見積もりには気密施工オプションも追加しているし、気密検査を入れる了解ももらうなど、現段階で施主…

ウィンドウトリートメントの悩み:ゲストルーム編

ゲストルーム編 ゲストルームと呼んでいるけれど、家具は何も置いていない多目的スペース。来客が着た時には、隣の納戸に置く予定の折り畳みベッドを持ち出して客間にするつもりなので、ゲストルームと呼んでいます。 普段は、ストレッチ、ヨガなどの軽い運…

ウィンドウトリートメントの悩み:LDK編

LDK編 ハウスメーカー選定にあたり直前まで悩んだものの、間取りだけでなく、営業のIさんと、設計士のOさんを信じて積水ハウスと契約しました。契約から2か月で8回の打合せを重ねる中で積水ハウスを選んで良かったという思いは強まるばかり。 ではあるもの…

ウィンドウトリートメントの悩み:寝室編、ロールスクリーンもろもろ

寝室編 寝室には南向きに幅2m、高さ1.2mの腰窓がつきます。窓の片側がコーナーに接しているのでカーテンは使いにくいけれど、割り切ってロールスクリーンを受け入れてしまえば対応している製品も多く、候補が多すぎる苦労はあってもLDKや書斎のような悩…

ウィンドウトリートメントの悩み:書斎編、幅広の窓は難しい。

書斎編 今度の家には、私と妻それぞれの書斎を2階に作る予定です。 それぞれの部屋には、幅3m(実寸は285㎝ぐらい)、高さ120㎝の腰窓がつきます。この腰窓は両袖窓と言われるタイプで、真ん中の140㎝ぐらいが固定窓、両側75㎝ずつがスライドす…

ウィンドウトリートメントの悩み:導入編

間取り図を書いているときは、ウィンドウトリートメントは何とかなるだろう、設計士も考えてくれているだろう、と思い、何も意識していませんでした。一方で、積水ハウスの最大の魅力が大開口の窓ということで、大きな窓をあちこちにとっています。 契約後、…

外壁:ベルバーン選び

ダインコンクリートとベルバーン 3年ほど前、家づくりを考え始め写真やブログを見始めたころは完全にダインコンクリート推しでした。しかし、展示場を回ったり、住宅地を歩き回って家観察をするようになってからは、徐々にダインコンクリートから心が離れは…

蓄電池の中間経過

悩んでいる蓄電池ですが、追加の見積もりが届きました。 これまでの経緯 悩み始めたきっかけは、当初提案されていたパナソニックの蓄電池の構成が全負荷型・200V対応だと思っていたのに、特定負荷型・100V対応だったことです。全負荷型・200V対応の…

断熱について考える(2):窓・サッシ

アルミ樹脂サッシって本当にダメなの? 家づくりに詳しいYoutuberさんの話を聞いていると「アルミ樹脂サッシは時代遅れ、ありえない。」という気にさせられます。もう少し見ていると、アルミ樹脂でもまあ場合によってはいいんじゃない、という方、あるいはア…

断熱について考える(1):家庭で使用するエネルギー

家が使用するエネルギー(一次エネルギー)の内訳 一般家庭が消費するエネルギーは、暖房、冷房、換気、給湯、照明、その他(家電など)に分けて考えることができます。 実際の使用量は家ごと、日ごと、住む人ごとに異なりますが、ZEHや、省エネルギー基準な…

経緯:契約後2回目の打ち合わせまで。

これまで 契約時にもらった見積もりを元につくったチェックリストはこちらです。 building-dream-home.hatenablog.com このチェックリストを作ってから、営業マン、設計士さんと打合せを2回で6時間弱しあました。今回は中間経過のまとめです。 契約後の打合…

長期優良住宅の認定が取れないかも?

契約後1回目の打ち合わせで点検口の位置を質問したところ、驚きの事実がわかりました・・・。 長期優良住宅について 長期優良住宅制度は「長く良好な状態で住み続けるための措置を講じた性能の高い住宅」の建築を促すことで、住宅を30年前後で使い捨てるのを…

ショールーム見学:RVIERA、リビエラ

提案されているのはアルティカシリーズ LDKやタイルデッキの床材提案されているのは、RIVIERAのアルティカシリーズです。積水ハウスのカタログを見るとLIXIL製なども含めいろいろなタイルがありますが、RIVIERAはアルティカだけのようです。 なお過去に検討…

今日は「住まいの参観日」でした。

間取りについてはほぼ決まってくると、細かい点や内装などが気になってきます。実例を見るのが一番ということで、今日も住まいの参観日で、3軒ハシゴしてきました。 「住まいの参観日」とは 積水ハウスが建築した家を施主さんのご厚意で、これから家を建てよ…

家のコストに関する考察(6) まとめ

ハウスメーカー割高説の根拠 Youtubeやブログなどでよく見る「ハウスメーカー割高説」では二つの理由のどちらかが根拠になっています。 営業経費、間接費が高い → 販売管理費(営業利益ー粗利益) 利益をとりすぎ → 営業利益率を見る。 これらの批判は妥当な…

光熱費・CO2シミュレーションから

太陽光発電と蓄電池の電気代節約効果について、概算しました。 前提となる数字 仮定 こちらの数字はざっくりとしたおきの数字です。 買電:36円 / KWh 売電:16円 / KWh(10年間)、11円(それ以降) 太陽光発電の設置費用:30万円 / 1KW 蓄電池の…

蓄電池の種類

前回に続いて蓄電池の話です。 打合せで話をきいていると、蓄電池の導入事例はあまり多くないような印象を受けます。他社も含めて見積もりを改めて取ってくれるのことなのですが、打合せで名前がでていたニチコン、シャープでどのような商品があるのか、自分…

蓄電池で悩んでいます。

漠然と導入を考えていた蓄電池ですが、詳細を詰めていく中で勘違いに気づき、悩んでいます。 前提 オール電化 太陽光発電:最低でもZEH基準を満たすレベルまで太載せる 床暖房、個別エアコンを気兼ねせず使いたい 日中も在宅が多い 石炭・天然ガスに頼る火力…

LDKの天井(木質天井、天井面の美観)

計画中の家はLDK、なかでもリビングとキッチンが最大のこだわりポイントです。 リビングのつくり リビングは積水ハウスならではのクリアビューデザイン(床から天井までの大開口サッシ)と270㎝の天井高を採用し、屋内と軒やデッキとのつながりを感じさせ…

積水ハウス:契約後1回目の打合せにむけた事前準備ー検討項目一覧

これまでの経緯 積水ハウスとは契約まで、打合せ・住まい参観日・Tomorrow's Life Museum訪問を含めて半年で16回打合せをしています。そのうち、契約時の重要事項説明を含めると3回設計士が同席してくれました。 最初は本命・対抗が滑った場合の第3候補…

家のコストに関する考察(5)工務店の場合

コストを下げる、という観点からは地場の工務店を考える方もいると思います。ここでは、一般社団法人 木を活かす建築推進協議会 により、平成29年3月に発表されたアンケート調査(工務店実態調査アンケート報告書)を引用しながら、工務店の実態を調べて…

家のコストに関する考察(4)中堅HM、ローコストHM

引き続き、家のコストに関する調査です。前回の記事では、大手ハウスメーカーの代表として、積水ハウス・住友林業中心に見てきました。 今回は、中堅ハウスメーカーおよびローコストハウスメーカーの代表として、まず桧家住宅、タマホームを取り上げたいと思…