積水ハウスで、夢をかたちに。

憧れをかたちに、はできなかったけど、3社で迷い積水ハウスになりました。

経緯:契約後2回目の打ち合わせまで。

これまで

契約時にもらった見積もりを元につくったチェックリストはこちらです。

 

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このチェックリストを作ってから、営業マン、設計士さんと打合せを2回で6時間弱しあました。今回は中間経過のまとめです。

契約後の打合せの優先順位

営業の方から、「建築確認申請に関係する部分を先に詰めたい。」というお話があり、設計士との打合せを週に1回のペースで4回まとめてスケジュールしてもらっています。インテリアコーディネーターはその次の段階で参加する予定です。

 

「建築確認申請に関係する部分」は間取り、外構、外壁の色などです。

外構、外壁の色に関しては風致地区の上に住民協定に関連する規定が存在し、順守しているかどうかの確認が必要になるからです。

間取りについては、家の位置、外壁や構造材の場所だけなく、部屋の大きさは確定させたいとのこと。ここでの落とし穴は扉が閉まるタイプのクローゼットです。

例えば書斎と、書斎の中に設置するクローゼットを、「併せて何平方メートルで割り付けの微調整はあとからすればいいや。」と考えていました。しかし、扉と壁で仕切られたスペースは独立した「部屋」として取り扱われるので、割り付けを変更すると「部屋」の広さがそれぞれ変わってしまうことになり、影響がでてくる、との説明でした。

 

逆に、確認申請に含まれない、あるいは含まれるとしても間取りに優先度が劣るものは、

  • 壁紙や天井の色
  • 空調計画
  • 照明計画
  • クローゼットや戸棚の中の詳細
  • コンセント、電気配線
  • 太陽光、蓄電池などの設備

のようです。

間取りに関して残っているのは細かい調整や確認、そして曖昧になっている点の整理です。曖昧になっている点は、「面倒くさい」あるいは「あまり考えたくない」ので後回しになってたりするのですね。でもこれらを詰めないと間取りは完成しません。

 

間取りについては「ほぼ」固まった気分でいる私。既に気持ちは内装や電気設備などに向いているのですが、さすがの敏腕営業マン。なかなか好きにやらせてくれません。

こちらが木質天井とか、蓄電池とか、外構とか違う話を始めるのをうまく捌きながら、話を引き戻して間取り検討を続けます。

 

それでも間取り以外にびっくりが二つありました。

 

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2回の打合せで固まってきたこと

三社と打合せをしてきた経緯も振り返ってみれば、

  • 土地のかたち
  • 近隣の家(とその窓)を反映した窓の取り方
  • 日当たり
  • ライフスタイル
  • 家にどのようなスペースを必要とするか

など、土地に関する所与の条件と、住む人の大づかみにした要望を上手にとりこんで、

  • 家の形
  • 階段の位置
  • LDKの形と位置

が納得のできる形で決まれば、それ以降の割り付けは自然な形できまっていくし、逆にこの3点が悪いと、どうにも収まりの悪いプランになる気がします。

この3点セット、答えは一つでは無いと思いますが、ハウスメーカーの強み、設計士のスタイル、好み、得意だったり経験のあるアプローチを加味すると、ずいぶんと絞られてきます。この点でもファーストプランはとても大事ですね。

脱線しましたが積水ハウスの場合は、ファーストプランからコンセプトや形を維持しつつ階段の位置を変更したセカンドプラン以降は、二階の部屋の取り合いの微調整を4-5回繰り返して契約時のプランに至っています。

 

契約前に間取りや設備をほぼ固めていたために、契約後の2回の打合せの多くの時間は、設計図をなぞりながら確認、質疑応答でした。ドア・引き戸の大きさ、窓の配置なども一つずつ確認しています。

大きな間取変更やコンセプトの変更は発生していませんが、それでもいくつかの変更がありました。

  • 玄関と土間のデザインを変更(設計士の提案)
    • 玄関につける窓の変更
    • 靴箱の場所変更
    • 階段の位置を1段ずらす
    • 土間収納の拡張
    • 階段上の収納を拡張
  • 隣接するWICと寝室の壁を5cmずらす
  • 隣接するパントリーと一階サニタリーの壁を15cmずらす
  • パントリーの引き戸を大きくする(冷蔵庫対応)
  • キッチン背面のカウンターや食器棚の配置を固める(45㎝余る幅を有効活用するための変更)
  • ゲストルーム/トレーニングルームの天井構造材に装着する金具の場所決定と、エアコン配置場所、ドア配置場所変更

玄関については、設計士が「LDKと玄関のバランスを考えて、提案があります。」ということで契約後の初回のミーティングで提案してくれたもので、あまりダウンサイドなく、魔法のように玄関周りがすっきりしました。

元のプランではすこしごちゃっとしてしまっていたのも、オリジナルプランに我々が靴箱追加の要望を加えたからでした。設計士さん、この時の変更がしっくりこなくて、ずっと考えてくれていたのだと思います。すばらしい提案でした。

 

その他の変更は、ドアの大きさ、動線の幅を丁寧になぞっていく中でこちらが気になった点をもとにお願いした修正です。

間取りはほぼ固まってきた

階段の踊り場を二段回りにするか四段周りにするかまだ決め切れないのと、納戸とゲストルームの取り合いで微調整の可能性があることを除けば、図面をみて思いつく点はほぼカバーされた気がします。

三次元で見るとまた何か出てくるかもしれないので、次回の打ち合わせはCGを見たいとお願いしました。

営業マンも、「そろそろICにも出てもらおうかなあ。いや外構の人先に入れたほうがいいかなあ。」と設計士と相談をしていたので、次回は別テーマも入ってくるかもしれません。楽しみですね。