積水ハウスで、夢をかたちに。

憧れをかたちに、はできなかったけど、3社で迷い積水ハウスになりました。

長期優良住宅の認定が取れないかも?

契約後1回目の打ち合わせで点検口の位置を質問したところ、驚きの事実がわかりました・・・。

 

長期優良住宅について

長期優良住宅制度は「長く良好な状態で住み続けるための措置を講じた性能の高い住宅」の建築を促すことで、住宅を30年前後で使い捨てるのを止めようという趣旨です。

 

人生で一番大きな買い物と言われる住宅が、実質的には資産にならず消費に終わってしまうことが日本が豊かになることを阻む大きな要因の一つだと感じるので精度の趣旨には多いに賛成です。

 

税制上のメリットもあることから、長期優良住宅の認定をとることは当然だと思っていました。取得した場合、住みながら定期的に点検や補修を行う義務が発生しますが、これらは家を資産と考えるのであれば当然のことだと思うから、問題になりません。

何が引っかかったか。

長期優良住宅の前提の一つである家の性能面では、特に問題はありませんでした。積水ハウスはこの認定をとるのに積極的な会社なので、設備や使用の面で相性も良いのです。

 

問題になったのは、お風呂の点検口でした。我々の間取りではお風呂は2階に設置する予定です。一方で長期優良住宅認定の条件の一つとして、「お風呂の排水管周りの状態を目視で確認できること。」というものがあるそうなのです。

 

採用予定のパナソニックのお風呂(オフローラ)では、風呂を2階に設置した場合、点検口は一回の天井側につける必要があります。ところがお風呂の下は、デザインを考えると絶対に点健口をつけたく無いところ、いや、点検口をつけるなんてあり得ない場所、です。

 

よくよく話を聞けば、点検口があったとしても実際に問題があるとすれば天井を剥がしての補修になるとのことで、点検口の役割は限定的です。であれば、カメラ付きのファイバースコープのようなものを差し込めルだけの小さな穴が空いているだけでも十分じゃないか。と粘ってみても、ダメとのこと。ルール決めてるのはお役所で積水ハウスじゃ無いですからね、諦めるしかありません。

 

ということでお風呂をどうにかするか、長期優良住宅認定を諦めて、低炭素など他の分類を狙うか、というジレンマを抱えてしまいました。

 

解決策が見つからず、デッドエンドにはまりかけ。

調べてもらうと、積水ホームテクノと、TOTOのバスユニットは点検口が上側につくので、一階天井はきれいなままで保てるとのことでした。営業さんは、「別にオフローラにこだわらなければいいじゃん、あるいは低炭素じゃダメなの?」と思っている感じが若干します。

 

バスユニットについては(洗面、キッチンも含め設備全般ですが)、妻に非常に強い子だわり。主張があります。曰く、

 

積水ホームテクノ:壁のデザインなどで選べる色がしっくりこない。

TOTO:ほっからり床の柔らかい感じが受け入れられない。柔らかくないからり床は、今度は抗カビ機能の有無や、掃除のしやすさの点で許容できない。

 

とのことです。そもそも、パナソニックのお風呂を選ぶまではかなり紆余曲折があり、なんとか納得できる候補としてカタログだけでなく設備メーカーのショールームも何回か訪問してやっとオフローラを選んだだけに、妻は相当にがっかり。

 

一方で、低炭素住宅にした場合、気持ちの問題を別にしても固定資産税の軽減期間が2年間短くなるなど、数十万円以上の影響が見込まれます。

 

ということで、一旦はデッドエンドに嵌りました。

 

バスユニット、本当に変えられないの?

ショックを受けていた妻ですが、納得できるバスユニットが無いか再び挑戦することに。

 

床が気に入らないのでTOTOは絶対に無いということで、積水ホームテクノのカタログを改めて引っ張り出すとともに、実サンプルがどこかにないか積水ハウスの営業さんに問い合わせたり、積水ホームテクノに電話をかけたり、猛然と調査を開始しました。

 

ところがこの件については営業の方の反応が結構鈍いのです。まあなんとか諦めてもらえるのでは?と思っているのかもしれませんが、妻はそんなことでは諦めないよ・・・。

 

積水ホームテクノに電話そすると、そもそも積水ハウス用に提供しているバスユニットは、シャーメゾン用に積水ハウスと共同開発したモデルのサイズを大きくして積水ハウスだけに下ろしているもので、積水ホームテクノのショールーム(営業所)にはサンプルはない、とのこと。

ただし、積水ハウスの営業から、色の組み合わせは基本的にはカタログにある色の基本パターンから選んで欲しいと言われていたものが、ホームテクノの担当者からは色の組み合わせについては変更可能との返事をいただき少し光明が見えてきます。

 

現時点ではここまで。妻としては、もし自由に色を組み合わせることができるのなら、積水ホームテクノのバスユニットに変更することも許容できる(かも)。そうすれば、長期優良住宅も取得できる。

 

血いうことで、色のサンプルを改めて確認し、積水ハウス側にも色変更が可能であると確認した上で最終的に決めることになります。