今日は、我が家でLDKのロールカーテンに採用したメーカー、クリエーションバウマンを紹介します。
クリエーションバウマンについて
どんな会社?
クリエーションバウマン(Creation Baumann)は、1886年にスイスで創業されたファブリックメーカーです。創業以来、「機能・美しさ・品質で、生活に幸福感をもたらし生活の質を向上させるファブリックを提供する」という哲学に基づき、ファブリックのデザインや製造を行っています。染色、機織り、プリントなどの工程は、すべてスイスのランゲンタールにある自社工場で行われています。
製品の特徴
カーテン、バーチカルブラインド、ロールスクリーンの生地は、華やかな柄物から、落ち着いた色合いまで色彩豊か。その質感も素晴らしく、世界中の公共施設、商業施設、個人住宅で採用されています。 機能性の高い生地の開発にも力を入れ、他メーカーの製品ではあまり見ることのない、吸音・防音・遮音性に優れた生地を提供しており、オフィスやコンサートホール、教室などで利用されています。 これらの生地を使うことで、室内の残響音を吸収し反響を抑えたり、音漏れを防いだりすることができます。これらの効果については、さまざまな基準に基づく試験結果を公表することで実証されており、信頼感が持てます。
国内ショールーム
日本国内では、東京青山にショールームを構えています。我が家は二度訪問しましたが、その生地の美しさに魅了されました。
ショールーム所在地:
東京都港区南青山6-3-3
銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」A5出口から徒歩8分
我が家のロールカーテン探し
吸音効果の高いものが欲しい!
我が家のリビングルームは、ラクダのクラシック音楽リスニングルームも兼ねています。リビングルームは左右(東西)が大開口の窓になるため、ガラスによる音の反響が気掛かりでした。 さまざまな理由でロールカーテンを採用することになり(その理由については、以下のリンクにある記事を参照)、吸音性の高い生地の採用を考えていましたが、国内メーカーでは、なかなか見つかりません。
building-dream-home.hatenablog.com
「景観を損ねることのない、高い吸音性を持つロールスクリーン」という難題を解決してくれたのが、クリエーションバウマンでした。
最終的に採用したのは…
クリエーションバウマンの生地は、その吸音率がαw(アルファ ヴェー)という単位で表現されています。αw1.0が最高値で、数値が大きいほど吸音効果が高いことになります。 我が家の候補として考えた生地は、
- UMBRIA IV-300R
- PRIMACOUSTIC R
- SINFONIACOUSTIC R
このうち「PRIMACOUSTIC R」については、高さが最大200センチしか対応していないということで、我が家の天井高には合わないため採用できず。
「UMBRIA IV-300R」の吸音率はαw0.60、「SINFONIACOUSTIC R」は0.40です。質感的には、より生地が薄目の「SINFONIACOUSTIC R」が良かったのですが、リビングへの西日の差し込みが若干気になるのと、吸音性が高い方が良いというラクダの意向を受けて、「UMBRIA IV-300R」の採用となりました。
気になる価格ですが、国内メーカーよりも、かなり割高です…そのため、家全体に採用すると、かなりのコストがかかります。クリエーションバウマンによると、メカ部分は国内産(手動式の場合、ニチベイだったと記憶)を採用しているそうです。電動式にも対応していますが、さらにとんでもなく高くなり、我が家は諦めました。
まとめ
吸音性・防音性など他社にない機能性を求めたい方や、ファブリックの美しさを追求したい方にはお勧めなので、ぜひ青山のショールームを覗いてみてください。