積水ハウスで、夢をかたちに。

憧れをかたちに、はできなかったけど、3社で迷い積水ハウスになりました。

住友林業の初回提案:気分はどん底(前編)

プラン提示までの流れ

タイムテーブル

以前記事で書いた通り、私たちは住友林業に対して非常に良い印象を持っており、ほぼ一社検討の気分で打合せを開始しました。

building-dream-home.hatenablog.com

初回プラン提案に至るまでの経緯は、以下の通りです。

  • 2021年8月 初めての顔合わせ
  • 2023年5月~ 検討開始。実例見学やモデルハウス巡りを行う
  • 2023年7月中旬 土地の候補がほぼ固まる
  • 2023年7月末 設計士との初顔合わせ、申込制度利用手続き完了
  • 2023年8月上旬 土地の売買契約締結。要望をまとめた資料を送付
  • 2023年8月中旬 初回プラン提案
  • 2023年8月下旬 土地測量

土地が決まるまでは間取りを作ってもしょうがないということで、実例見学会やカタログを通して、私たちの希望する設備が入れられるかどうかを研究していました。

土地決定後の急展開

7月中旬に購入予定の土地が決まった段階から事態が急展開します。7月末に設計士が同席する最初の打合せがあり、この際に「申込み制度」の5万円を支払いました。設計士さんは、いかにも優秀そうな方で、肩書は設計課長でした。

この打合せは設計士との顔合わせと、今後の進め方などを説明をしていただく場で、「敷地調査も済んでないし、プラン作成前に打合せがあるだろう」と思っていました。

これに先立ち、営業担当との会話のなかで引き渡しスケジュールの希望について聞かれた際、「施工業者の手当ての都合上、着工までにお時間がかかってしまうのですが、よろしいでしょうか?」と言われたこともあり、ゆったりとしたスケジュールを想定していたためです。

設計士も交えた打合せでは、一通り要望をお話したものの、必ずしも伝えきれたという手応えはありませんでした。当時作成中だった、要望やライフスタイルをまとめた資料も、この時はまだ完成しておらず、持参していません。

しかしながら、その日の夜に営業担当から「次回はプランを提案させていただきます」とのメールがあり、時間的余裕がないことを認識。資料を慌てて完成させて営業担当に送付したのが、打合せの1週間後、プラン提示予定日の1週間前のタイミングでした。

土地測量は8月下旬に予定されていたため、設計士は営業担当が現場で撮影した写真をもとにプランを作成したようです。設計士も現場視察に同行したかどうかは不明です。

私たちの認識が甘かったこともありましたが、住友林業が非常に急いでいる様子が見られ、このあたりから食い違いが生じ始めました。

プラン提案

プレゼンテーションの際には、設計課長に加え、部下の若手設計士も同席し、CGのウォークスルーを使って説明してくれました。

送った資料には目を通して貰えず?

設計課長は「資料も送っていただきましたが…」と、「受け取ったけど時間的に間に合わなかったからプランには反映してないよ」というニュアンスの発言から説明が始まります。

資料を送ったのが一週間前なので、既にアイデアは固まっていて図面や資料作成に取り掛かっていた段階だと思います。プランに反映できていないのは残念ではあるものの、仕方がないと思いました。

それでも目を通してくれていれば、要望をどう反映していくか?など、資料を踏まえたディスカッションができたのではないかと思います。

間取りの第一印象はOK

パース図やCGを使いながら、設計課長は「このプランに自信があります」といった体で説明を進めていきます。

  • タイルと吹付を組み合わせた邸宅感溢れる外観
  • 斬新なL字型構造の家
  • 10マス(9m)以上の大開口の窓
  • 縁側を彷彿させる、L字にぐるりと回ったウッドデッキ

など、インパクトのあるプランで初見は好印象でした。「注文住宅ってここまでできるんだ」と気持ちが上がりました。間取りについては機会があれば別にまとめたいと思います。

気掛かりだった点

一つ目は、洗濯機・衣類乾燥機に関する話になったときのこと。うさぎは、造作カウンターの下部に、MieleまたはAskoの製品をビルトインしたいという強い希望があり、資料にも織り込んでいました。

提案にはこの要望が反映されていなかったので質問したのですが、設計課長は「海外製の洗濯機・衣類乾燥機、私としては入れて欲しくないんですけどねえ」とのお言葉。無理難題を押し付けているわけでもないのに、施主のたっての希望を聞きたくないという設計士に、うさぎは驚いていました。

二つ目は、資料を読み込んでくれた感じがしないこと。このために、良いなと思うところは随所にあっても、「私たちの家」という感じがしません。ただプランにポテンシャルを感じたので、今後の打合せで間取りを調整をしていけば良いのかなと思ったのですが、先の点と併せて施主側の意向を汲み取ろうとしてくれるかどうか、疑問を感じました。

そして何より、見積りの話。「外壁タイルは高い」「ウッドデッキは高い」という断片的な知識はあったので、一体いくらになるんだろう?と思っていました。

まとめ

今回は、初回プランの提案に至るまでの過程をまとめました。次回は、初回提案の見積りと打合せ後半の様子をまとめます。