積水ハウスで、夢をかたちに。

憧れをかたちに、はできなかったけど、3社で迷い積水ハウスになりました。

三井ホーム(1)打ち合わせ全体の流れ

はじめに

私たちの家づくりは住友林業に惹かれて始まり、少し遅れて検討を始めたのが三井ホームでした。三井ホームは、1974年に設立された歴史ある住宅メーカーで、高品質な木造住宅の提供で知られています。

住友林業の初回提案でぎくしゃくし始めた頃から、三井ホームが有力候補に浮上しました。そして三井ホームの素晴らしい初回提案以降、ほぼ終盤まで私たちの意中の候補は三井ホームでした。

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結果的に三井ホームとはご縁がありませんでしたが、三井ホームの魅力と、なぜ私たちが三井ホームを選択しなかったのかについて、複数の記事にわけて紹介したいと思います。

三井ホームを第二の候補に選んだ理由

鉄骨と木造、悩んだ末に木造に絞った私たち。さらにデザイン性や、間取りの自由度を大事にしたいと考えると、住友林業以外では、積水ハウス三井ホーム大和ハウスが候補になりました。

積水ハウスは2年前の資料請求時についていただいた担当者とあまりしっくりこない感じや、ブランドイメージが先行している印象になじめず、敬遠していました。大和ハウスはモデルハウスに行ったり、営業担当と何回か話をしたものの、注文住宅にあまり熱心でない印象を受け、候補から脱落しました。残ったのが三井ホームでした。

この時点では三井ホームという会社についてはほとんど知りませんでしたが、ネットで調べると満足している施主が多い印象を受けました。また全館空調の導入を検討していた私たちにとって、木造ハウスメーカーの中で最も全館空調に前向きで採用率が高いことも好印象でした。

営業担当の紹介をうける

三井ホームを検討しようと考え始めたころは、「モデルハウスへの飛び込みは良くない」ということが分かり始めたころでした。このため、三井ホームの施主で積極的に三井ホームを推している方に、紹介をお願いしました。

紹介を使う場合のメリット、注意点などはこちらをご覧ください。

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ついてくれた担当者は所長のPさん。精力的で、とても優秀そうな営業マンです。三井ホームでは、モデルハウスひとつが店、複数のモデルハウスを束ねるのが営業所となっているようで、(営業)所長は複数のモデルハウスを束ねる管理職です。

初回の打ち合わせでまず言われたのが、「こうしたインフルエンサー的ポジションにある人の紹介による案件の受注が増えている。しっかり対応しなかった場合、インフルエンサーに悪印象を与えるため影響が大きい。しっかりとやらせていただきます」でした。

紹介経由の施主は、三井ホームを候補として真剣に考えている割合が高く、契約成立の歩留まりが良いようです。ハウスメーカー側としてもリソースを割いて対応したい顧客なのだと思います。

Pさんは、三井ホームの家に対する愛情・熱意もあり、振り返ってみても紹介経由で営業担当についてもらってよかったと感じます。

うさぎによれば、「住友林業の営業担当からは、住友林業の家に対する思いが感じられなかった」とのこと。これに対して、Pさんは自分の家を三井ホームで建てた経緯などを熱っぽく話してくれ、印象は良好でした。

ただ、優秀な人には仕事が集まりやすく、Pさんは所長としての管理職の仕事も忙しそうでした。この点は、検討が進むにつれ、懸念点として浮上してくることになりました。

打合せの流れ

全11回の打合せの内容はこちらです。

回目 内容 初日からの経過日数
1回目 顔合わせ 0
2回目 三井ホームの説明、家づくりプロセスの説明 48
3回目 設計士との顔合わせ、要望のヒアリング 61
4回目 プラン提示(一回目) 94
5回目 プラン提示(二回目)、IC紹介 116
6回目 プラン提示(三回目)・設備仕様 130
7回目 見積もり提示、全館空調、動画 140
8回目 外構検討、コスト調整 157
9回目 プラン提示(四回目)、外構検討、コスト調整 164
10回目 外構修正案 182
11回目 外構修正案 190

 

1回目から2回目の間が随分と空いているのは、土地が決まっていなかったからです。土地の候補が見えてきた段階で2回目、土地の売買契約をした段階で3回目の打合せをお願いし、それ以降は具体的な検討に入りました。

間取りプランは3回修正(4回提示)されていますが、初回の基本コンセプトは変わっていません。一階の間取りはほぼ同じ。二階の調整が少しずつ入った感じです。3回目でほぼ最終の形になっています。

契約前にも関わらず、インテリアコーディネーターさんの紹介(5回目)、全館空調メーカーであるデンソーと設置業者による説明(7回目)などを用意してくれたことからも、営業担当Pさんの意気込みを感じます。

大きな流れとしては、前半7回目までは三井ホームが主導権を取り、プランに加えて、三井ホームの強みや提供できるサービスを紹介。それ以降の後半は、提示された内容で気になる点や見積もりについて、私たちが対応・検討をお願いしていく流れでした。

Pさんとしては、7回目の打合せまでで、アピールになることはすべて出し切ってしまい、早く契約につなげたいというスタンスだったのだと思います。

後半の打ち合わせの焦点は、外構、設備仕様、加えて見積り金額でした。

まとめ

今回は、三井ホームを候補に考えた理由、どのようにアプローチしたか、全体の打合せの流れについて紹介しました。

次回から、具体的な検討内容や、私たちが感じた三井ホームの長所、気になった点などを複数の記事で紹介したいと思います。家づくりを検討されている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。