これまでの記事で、Miele(ミーレ)とASKO(アスコ)の紹介をしてきました。
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今回は、そのまとめとして、我が家がどんな理由で、どちらを選んだかをお話します。どちらも実機を使用しているわけではなく、ショールームの説明を聞いたり、カタログの仕様を調べたりしたうえで、個人的な意見を述べていますので、ご理解ください。
洗濯機
安全性(水漏れへの配慮)
ミーレ:ウォータープルーフシステム機能があり、水漏れが発生した場合に、2 つの電磁弁によって水栓で直接給水をストップ
アスコ:カタログ上に「洗濯運転の後、水道栓を閉じ、洗濯機の電源プラグをコンセントから取り外してください」とあるのが不安
日本の洗濯機であれば、水道栓を閉じている方は多いと思います。でも電源プラグまで抜く?ましてや、スロットインでカウンター下に設置する場合、水道栓や電源は手の届きにくいところにあります。アスコで敢えてこのように記述してある(しかも太字)ということは、水漏れに対する直接的な対策が取られていないのではないか?と危惧しています。
ディスプレイ表示
ミーレ:操作パネルが大きく見やすい
アスコ:ジョグダイヤル方式で表示パネルも小さく、ちょっと使い勝手が悪いような…
見た目のスマート差の違いはありますが、アスコも慣れれば不自由はないのかも。
振動性
アスコ:クアトロシステムによってドラム振動を吸収する機能あり
ミーレ:特段機能なし
ミーレは、結構揺れるんじゃないかなぁと思っています。
ドア周りのデザイン
アスコ:ドアが閉まる本体部分がゴムパッキンではなく、スチール製(窓側にパッキン付き)
ミーレ:従来のドラム式同様に、本体側にパッキンあり
アスコの方が、庫内を清潔に保てそう(ゴムパッキンに水が溜まってカビや臭いの元になるのが避けられそう)。
洗濯プログラム
どちらも充実していて、全部使いこなせる気がしません(苦笑)。
洗濯ドラム
ミーレ:ハニカムドラムが衣類に優しい
アスコ:大小2種類の孔を設けて、衣類の種類や汚れに対応
日本製のドラム洗濯機で、衣類の傷みを感じているので、ミーレの機能に期待。
洗剤自動投入機能
ミーレ:あり
アスコ:なし
定期メンテナンス:
ミーレ:月に一回ほど、庫内洗浄。年に1回ほど専用洗剤を使って清掃
アスコ:月に一回ほど、庫内洗浄。
我が家の場合、水道水が硬質な地域なので、専用のカルキ除去剤が用意されていて清掃できるのは長い目で見ればプラスかも。
衣類乾燥機
乾燥プログラム
どちらも充実。
乾燥ドラム
ミーレ:ハニカムドラム
アスコ:ソフトドラム
どちらも機能的には同じ効果(衣類に優しい)を発揮してくれるのではないかと期待。
定期メンテナンス:
ミーレ:特になし
アスコ:ヒーターコンデンサー式では18か月ごと、ヒートポンプ式では24か月ごとに、有料メンテナンス(4~5万円)が必要
洗濯機・衣類乾燥機共通
IoT対応
ミーレ:あり
アスコ:なし
保証
ミーレ:2年保証。有料で8年延長(トータルで10年)の保証あり
アスコ:2年保証。
価格
アスコ:ツナシマ商事から紹介のあった地元の取り扱い業者に見積りを取ったところ、定価よりも割引あり
ミーレ:ウェブサイトに記載の通りで、アスコよりも高額
サポート体制
ミーレ:ミーレの直営店があり、食洗機や掃除機、その他キッチン設備も取り扱っており、それなりのシェアもあることを考えると、簡単に撤退することはないと判断
アスコ:ツナシマ商事が商売にならないと判断した場合、取り扱いを止める(縮小する)などの懸念がありそう?
上記の比較結果から…
最初は、価格の違い、本体にゴムパッキンがないデザイン、クアトロシステムという3つの理由から、ASKOに決めようと思っていました。 一方で、
- 2023年12月から、ミーレが木造2階への洗濯機設置を公に認めたこと
- 本体価格はミーレが高いものの、アスコは定期的な高額有料メンテナンスが必要なため、長期的に見れば価格差が問題にならないこと
- 有料で保証期間が延長できること
- 洗剤自動投入やIoT機能があること
- サポート体制がしっかりしていそうに見えること(これはあくまでも、現時点での印象)
から、ミーレの洗濯機と衣類乾燥機を導入することにしました。